日帰り婦人科手術

頸管ポリープ切除術

健康診断でポリープを指摘されたら、結果をご持参の上、ご受診ください。基本は当日の手術が可能です。術後出血が多くなければ、生活上の注意点は特にありません。悪い所見がないかどうか、病理検査に出しますので、２週間後の再診が必要です。

コンジローマ焼灼術

「おりものや外陰部の悩み」の項目をご覧ください。即日の手術が可能です。軟膏での加療をしていない方は、まずそちらをお勧めすることが多いです。

いぼの切除

小さな皮膚のいぼであれば当日の切除が可能です。皮膚を切って摘出が必要な皮下腫瘤は形成外科のご受診をお勧めしています。

バルトリン腺嚢胞切開術

外陰部の片側のバルトリン腺という分泌腺に感染が起きて、膿が溜まった状態です。痛みや腫れを伴う場合は切開し、抗菌薬の内服によって治癒します。切開をしても、再発を繰り返すような場合は造袋術が有効です。

子宮頸部蒸散術

「がん・異形成の心配」をご覧ください。
当院では下平式高周波手術器を用いて、子宮頸部上皮の蒸散を行います。術後１ヶ月程度出血まじりのおりものが続きます。

また術後２週間程度で傷の治癒過程により、多めの出血が出ることがあります。普段より多い出血や明らかに月経時期ではないときに大量の出血がある場合は受診が必要です。術後３ヶ月で、細胞診やHPVジェノタイプを再検し、経過をみていきます。再発や遺残のリスクが円錐切除術に比べるとやや高く20%程度の症例で認めます。